築10年が経つ一戸建ての売却は難しいと考えている方も多いのではないでしょうか？
実は売却する際のコツと注意点をおさえることで、売却することは可能です。
そこで今回は、築10年の一戸建ての売却額の相場と、売却するコツ、売却する際の注意点について解説します。
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築10年が経つ一戸建ての売却額の相場は？
築10年の一戸建ての売却相場は、地域や物件の状態によって大きく異なります。
あくまでも目安になりますが、築10年の一戸建ての建物の価値自体は新築時の50％程となってしまいます。
土地の価格に関しては築年数の影響を受けないのですが、建物部分の価値は築年数が増えるごとにつれて価値が減少します。
たとえば、土地が1,000万円、建物が3,000万円だとします。
この場合、土地には築年数の影響がないため、1,000万円のまま。
ですが、建物が築年数の影響を受けるため、1,500万円となってしまうのです。
前述したことを踏まえると、建物の売却は築年数が浅いうちから進めていくのが大切です。
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築10年が経つ一戸建てを売却するためのコツ
まず、主なコツとして挙げられるのが、売り出し価格の設定です。
高く売りたい場合は売りたい一戸建てがある地域の新築の値段を確認し、それと同様かそれより少し高めで出してみるのがコツです。
ただし、先述したように新築時と比べて、築10年経つ家の価値は50％程低下するので、それに見合った売り出し価格を設定するのがそもそも売却するうえでのコツになります。
そのほかにも、余裕をもって売却スケジュールを組み立てるのもコツです。
一般的に一戸建ての売却には、約4か月～6か月程かかると言われています。
そのため、売りたい時期から逆算し、半年前より少し早くから売却活動を進めるのがポイントです。
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築10年の一戸建てを売却する際の注意点
築10年の一戸建てを売却する際の注意点は下記になります。
●住宅ローンの残債を確認する
●リフォームをせずに販売する
●内覧対策は念入りにおこなう
基本的に不動産を売却する際は、住宅ローンの完済が一つのルールになります。
そのため、住宅ローンが残っている場合、売却額で完済することができるのかは、確認しておく必要があります。
また、リフォームを控えることも注意点の一つで、その理由としては中古住宅の購入を望む方達はリフォームやリノベーションを前提として、自分の好みの家を建てようとしていることが多いことが挙げられます。
また、内覧の対策も大切で、室内の掃除はもちろんのこと、庭などがある場合は好印象を与えるため、ある程度の清掃が必要です。
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まとめ
築年数が経つ住宅の価値は、新築時と比較して約50％低下します。
そのため、売却時のコツとして、的確な売り出し価格の設定が必要になってきます。
また、売却時の注意点として、購入者のニーズからリフォームやリノベーションを控えることも挙げられます。
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