土地の評価の指標はいくつかあり、また物件によっても広さや形、傾斜などが異なります。
そのため、どのように価格算定をおこなうのか素人ではわかりません。
そこで今回、調べ方と見極める特徴、そもそも評価額とはなにかを解説いたします。
土地の売却を検討している方は、ぜひ記事を参考にしてみてください。
売値に関わる土地の評価額とは?
評価額とは、公的機関が発表する売却相場の指標のことを言います。
物件の取引や財産の評価などを、平等におこなうための基準となります。
それぞれの地域で価格が発表されています。
土地の評価額の特徴とは?
特徴は5つです。
それぞれの目的があり、違いがあります。
実勢価格
別名時価とも呼ばれています。
実際に、取引された価格を表します。
需要に関連する価格のため供給が少なければ高くなり、多ければ安くなる傾向があります。
高いときに売れば、公示価格より10%~20%高値になる傾向があります。
公示価格
国土交通省が算定して、発表されている価格です。
毎年3月中旬〜下旬に発表されます。
基準時価
それぞれの都道府県にて選ばれた、基準地の価格のことです。
1月と7月の2回鑑定され、毎年発表されています。
相続税路線価
国税庁が鑑定をおこない、発表する価格のことです。
相続や贈与された場合の相続税と、贈与税の課税額から計算されています。
固定資産税評価額
不動産にかかる税金で、市区町村が定めている土地の価格です。
土地の評価額の調べ方とは?
調べ方は、それぞれ異なります。
公示価格の場合は、成約情報を検索できるシステムの「レインズマーケットインフォメーション」を活用することです。
また、「土地情報総合サイト」では、成約価格も掲載されています。
売買した人からのアンケートも掲載されており、売却の際に参考にすることができます。
公示地価は、レインズマーケットインフォメーションから公示地価都道府県地価調査で検索します。
次に、都道府県または市区町村をクリックしていくと確認できます。
基準地価も、公示地価と同じように検索することで確認できます。
国税庁のサイトに掲載されている、路線図・評価倍率表で調べられます。
路線数・評価倍率表のサイトに入り、相続税路線価を調べたい都道府県をクリックし、路線価図を次のページで選択すると、市区町村を選択できる画面になります。
路線価方式の計算は、土地の評価額×100㎡です。
倍率方式の計算は、固定資産税評価額×2です。
固定資産税評価額の調べ方は、課税明細書を確認する方法があります。
まとめ
土地評価額は、さまざまなデータに基づく平均の資料です。
確認することで売買価格の参考になりますので、ぜひお役立てください。
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